新陳代謝をあげて神無月も元気に。
10月に入り、乾燥もあってか空気がパリッとしてきました。冬になるとこれがピリリと緊張感をもった空気となってくるのでしょう。
春とはまたちがう心地よさがあり、スカッと抜けるような青い青い秋晴れは愛犬と外で過ごすにはとてもいい時期であり、最高の季節であると思います。
しかしながら意外と多いのが秋の植物のアレルギー。
人間もブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの花粉症が多く、わたしも例に漏れずその一人であります。愛犬たちも同様で、皮膚が弱い子、アレルギーを持つ子はウェアを着用して少しでも飛散した花粉の付着を防ぐのが好ましいです。マダニやダニ、ノミもまだまだ生息しています。朝晩と日中の寒暖差も出てきますので、アンダーコートのない犬種やシニア犬、病中病後の愛犬は皮膚被毛を乾燥から守り、しっかり温度調整をしてあげましょう。
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夏は暑くて必然的に水分を摂っていた愛犬たち。気温が下がると夏のようには水を飲んではくれませんね。ドライフードに水分を含ませる、ウェットフードの割合を増やす。方法は様々ですがdogdecoでは一番効果があるみられるひとつとして、新陳代謝をあげることであると考えています。
犬であろうとも自分の身は自分で守れるように。血中の免疫細胞を活性化させ、しっかり働かせること。それが理想ですよね。循環機能がうまく回れば水分もきちんと飲んでくれるようになります。プラス毎日の食は本当に大切だなぁと感じています。
＊代謝を高めるにはアニマストラス
＊腸内環境をより良くし、栄養分の吸収を促すオーガニックフードのパーティアニマル
朝晩過ごしやすくなり、早朝散歩に出なくてもコンクリートで肉球をやけどする心配も無用となりました。我が家の２匹もぴたりと寄り添い寝ることも増え朝からその光景ににっこりします。
そしてつい先日、前々からお話ししていた柴犬の左眼が失明しました。緑内障とともに併発していた白内障が原因です。緑内障を患っていると、網膜のダメージが予想より酷くあっという間の1ヵ月でした。眼圧が上がり次第、右眼同様義眼の手術を決行せねばなりませんが、今はまだ白内障による炎症も起きておらず痛みがない状態なので点眼で最大限を尽くし、様子をみています。
さて、なぜ見えなくなったことに気がついたか。朝起きてごはんの器を差し出したら、探す素振りを見せ、器にぶつかったのを見て「完全に見えなくなったこと」を理解しました。前日の夜までは迷うことなく、器に直行していたのに。
右眼のときは手術を重ねつつも突然の失明であったのですが、今回は徐々にであったことで心構えと、納得ができる時間があり周囲の方の理解と眼科の先生への感謝しかなかったです。まだ光を感じることは出来ているそうですが、順応性も人間よりは数段優れているとは言え、なかなか散歩も大変です。よたよたと障害物を避けながら、いろんな音に慄きながら一歩ならず半歩ずつ。こちらが想像するしていたよりも微かな音に立ちすくんでしまったりするので、以前にもましてショートリードを重宝しております。見える見えないは二の次に、愛犬をより身近に、安全に。絆ってそういうものだと思います。手首にリードを巻きつけて歩くより何倍も安全な散歩としつけを。
2匹の朝はこのようにはじまります。愛用のマットレスでごろごろ二度寝、三度寝から。ティッキングマットレスとあわせ我が家にはサイズ違いが3つあります。この度カバーも出たので迷っています。目が見えなくなって犬も気疲れをするのでしょう。よく眠るようになりました。
ただそこにいるだけで、身体の一部が触れているだけで幸せをくれるこのふかふかな茶色と黒い毛むくじゃらの生き物。以前このことを話したときに、息をしていなくてもいいわけ？と言われたことがありました。そういうことではなく…でも、この茶色と黒のふかふかが目の届く範囲にただただ、永遠にいて欲しいなと思うのです。駆け寄ってきたり、おもちゃを振り回したり、しつけに悩んだり、そんな歴史があればこそ、なのかもしれません。兎にも角にも愛おしい。撫でくりまわしたくなる衝動を抑え、眠りを妨げぬようにわたしの身体の一部をそっとくっつけ温もりを感じる。これからの季節はとくに。
年に一度出雲大社で開かれる会議のために、全国の八百万の神が不在となる神無月。これから年末にかけ、さらに忙しくなっていくでしょう。気忙しくなる中でも、愛犬たちを慈しみ、愛おしく思う気持ち、健康でいて欲しいと思う願い、少しでも長く多くの飼い主さんにと思います。
犬と暮らすことの本質。表面上だけではなく、それを伝えていけたら。今月もみなさまのご来店お待ち申し上げております。
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