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dogdeco diary 愛犬と暮らす、すべての人へ

生きる力。

2021/10/22

陽の落ちるのも早くなった季節の変わり目のこの時期、偏頭痛に毎年悩まされています。今年は5月から偏頭痛予防の注射、エムガルティを打ち続けているので回数は減ってきてはいるものの、最初の3回くらいは劇的な効果がありましたが、やはり慣れてくるものらしくゼロにはならず。ただ予防として何年も服用していたてんかんと筋肉をほぐすタイプの飲み薬の服用はゼロとなりました。なかなかうまくいかないけれど、上手に付き合っていかねばならぬ病気の数々は犬も人間も同じなのでしょう。私自身、気管支喘息は五歳からの筋金入り、偏頭痛は小学校六年から、喘息と偏頭痛の薬の服用が原因で冠攣縮性狭心症まで患う始末でした。というわけで、何かあったら困るため、吸入薬、舌下剤、偏頭痛の特効薬を肌身離さず持ち歩いています。元気なんですけど、話だけ聞いたらポンコツっぽいですよね。

犬を飼っていると、自分自身も健康でいなくてはならないなと強く感じます。最期のその瞬間までこちらは元気でいないといかん!と。犬たちは本当に強いし、すごい。人間の何十倍も生きるパワーに溢れていると思います。どんな状況でも生きる力を放棄しない。それに比べて、飼い主は弱音ばっかりだなと人間の私はよく思うわけです…話せることをいいことに、ついついあーでもないこーでもない、痛いつらい苦しいが口を突いて出てしまいます。はたまた眠れないだの。まぁ犬とは大違い。犬だってストレスはあるであろうに。

義眼の手術を受けた我が家の柴犬も術後三週間が経過し、目まぐるしい回復を見せてくれています。ありがたいことです。普通に散歩をして、ごはんを食べて、寝すぎなくらい寝ています。11歳という年齢的なものと毎年のように受け続けている手術を思うと心配しかなかったのですが、思った以上に力強く歩いてくれていてとても嬉しくて仕方がありません。目が見えないことは飼い主にとって不都合なだけで、犬にとってはさほど不自由ではないのかもしれないと最近よく思います。人間が思うかわいそうは犬には当てはまらないし、憐れみの言葉はいらない気がします。

毎年好評のハッピーデビルフーディーが今年も登場です。裏地は特殊起毛加工を施したボンバーヒートですので、寒い冬も暖かくかわいくお散歩できます。

ドッグセーターも再入荷してまいりました。ドッグデコでは初めて取り扱う模様のものもありますので、ぜひチェックしてみてください。トイプードルのような、シングルコートの愛犬たちにはとくにおすすめです。

我が家も2匹揃って嘘でしょ、というくらいに毛布に潜り込んでくるようになりました。ウェアなしでは外に出せないくらいぶるぶると震えます。犬は雪の中駆けずりまわるんじゃなかったの?とここ数年思いますが、犬も歳をとる。至極当たり前のことなのに、こんな日が来るだなんて飼い始めたときは思いませんでした。いつまでも元気でいてくれると思って飼った無知なあの時。犬と一緒に暮らすことは、楽しいけれどそれなりの心構えと気持ちの強さがなければいけないことも多くあります。調子がおかしい、嘔吐した、下痢、皮膚炎だけでもあたふたしてしまった最初の頃。はたまた緑内障と告げられたときのあの目眩のようなくらくらした感覚。どうしようどうしよう、だけでは何も解決できず色々な決断を瞬時に迫られました。一緒に年月を過ごし、しっかり世話をすることで多少の具合いの悪さや体調不良ならば処置方法を覚え、兆候も見抜けるようになりました。どんなに苦しんでいても、私が痛く、苦しいのではないことを頭におき、目を背けず世話ができるようになりました。そして何よりも共に過ごせる穏やかなときがありがたい。そんな10年と11年。あまりに早かった。毎晩ぐっすり寝ている2匹に向かって、長生きしてね、大好きよと声をかけてしまいます。犬ってこんなにも人生の一部になるんだなぁ。

さて、秋をすっ飛ばしたかのように急激に冷え込んだ10月。人間も犬も調子が狂う寒暖差ですよね。そんなときはアニマストラスがおすすめです。アニマストラスを毎日欠かさず与えることで、我が家は寒暖差や換毛期にお腹を下すことも、食欲が落ちることもなくなりました。なんと頼もしい。

そして明日10月23日(土)には長らく欠品しておりました、オーガニックパウレスキューが入荷します。特にこれからの乾燥時期には必需品となります。肉球だけでなく、乾燥するあらゆる箇所に。形状が変わり、使いやすくなって新登場です。