周辺性歯原性繊維腫(混合性エプーリス)…長。
冬の足音が聞こえてきそうな勢いで秋が深まっており、今年もあっという間だったなぁという思いがすでに漂っています。11歳の誕生日を来月に控えた我が家のトイプードル、先日下顎前方の歯茎に黒いボッコリとした塊が突如現れ、わたわたと病院に行ったり、いろいろなことを覚悟したり、あわあわと心配したり。友人の犬が数年前にメラノーマを患い、あまりに急に旅立ってしまったこともあり、その思いが強く蘇りました。全く同じ犬種と色でした。病院でも急激に大きくなっている腫瘍なのでメラノーマの可能性が高いです。切除し病理に回して良性か悪性か見極めるか、今後のことを見越してここではなにもせずに腫瘍の専門医を受診するか。犬を飼っていると必ず訪れるであろうこの感じ。歳だからある程度覚悟をし、日々過ごしてはいるものの…もう一度腹を括り直して進まねばと、延命措置はしないことを伝え、無理なく治療ができればということを伝えました。その先の話までして、腫瘍を切除。病理の結果を待ちました。いつになく写真をたくさん撮ったりしながら。人間って現金だな。

これがそのメラノーマを疑われた腫瘍。日帰りではありましたが、麻酔下において切除術を行いました。結果まで十日ほど。このまま一生結果が出なければいいのに、というくらい穏やかな日々を送っていたのでした。一縷の望みに託しつつ、でも仕方がないと諦め、覚悟し、どんよりし、犬を愛で、をひたすら繰り返した9日目の朝。病院からの電話が鳴ったのでした。
奇跡的に悪性ではないものの。周辺性歯原性繊維腫(混合性エプーリス)との病理評価でした。何のことやら全くわからず。要約すると、確実にまた同箇所に再発し、その際に悪性へと発展する可能性が十分にある腫瘍だそうです。先生の声はそこまで明るいものでもなく、犬の寿命の短さについて改めて思い知ったというのが正しい表現だと思います。

これからも悔いることない日々のお世話と散歩をしっかりとし、2匹と残りの毎日を送りたいと思います。かれこれ六年以上続けているアニマストラスで引き続き免疫力を維持し、代謝酵素を高め腫瘍と闘う力も高めていきます。一日3回を現在与えていますが、調子は非常に良く寒暖差のある今の時期も食欲は落ちることなく元気です。このサプリの底力はすごいなぁと思います。何事も継続は力なりだと確信しています。なにができるか。日々犬と暮らすとは。犬との暮らしをいかに楽しめるか。そしてお互い生きているということ。面倒くささとつらさと愛おしさが表裏一体となって常に襲ってきますが、めげずにね。大切にいきます。

新入荷のAir buggy スリーウェイバックパックキャリーが非常によく売れています。欠品していたサイズも再入荷しております。普段使いだけでなく、病気や怪我、災害時など愛犬を守るためにもご用意ください。購入したけれど、入ってくれなかったではなく、何か起こった時のためにお互いのストレスなく入れるように慣らしておくのが好ましいです。どんな時でもスッと入れるよう日頃から訓練しておきましょう。秋晴れが気持ちの良い季節になってきました。雨模様が多かった前半に比べ、空高い秋のお天気が増えそうな10月後半となりそうですね。朝晩はかなり冷え込みが強くなってきましたので、寒暖差対策をしっかりとした上で元気にお散歩してくださいね。続々と秋冬のウェアも入荷予定です。ご愛犬と一緒に遊びにいらしてください。

ervaのシンプルドッグスリング、冬季限定のボアバージョンも入荷しています。着用感は今までのものと変わりありませんがぜひ実物をお手にとってご覧ください。(愛犬を入れてのご試着は通常のシンプルドッグスリングとなります)また22日、土曜日にはMIP素材の4legsウェアも入荷致します。愛犬を寒暖差から守り、元気に秋を過ごし冬を迎えましょう。