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dogdeco diary 愛犬と暮らす、すべての人へ

臭さに負けず…どーぞ!

2022/04/17

暑かったり、肌寒かったり、忙しさも加わり、本当に目紛しいこの時期。新生活が始まって、でも大型連休も目の前。落ち着くまでもう少しかかりそうな新年度ですね。こちらの気持ちがどんなに揺ごうが愛犬たちは何も変わらず、飼い主のそばにいてくれています。我が家は2匹とも十を超え、毎日ほぼほぼ寝ています。心配になってお腹に手を当てたり、寝息を確認したり、ついつい生存確認をしてしまうほどに寝ています。常に抱きしめて、顔を埋めていたいほど、愛おしいんですけどね。犬の方もそれなりに鬱陶しいはずなので、ほどほどに。

朝起きて、2匹も目覚めて、ごはんを残さず食べてくれて、散歩に出て、おしっこもうんちもちゃんとしてくれ、しっかり歩いて、ひなたぼっこしたり、遊ぶ。また夕方散歩をして、足を洗って、ブラッシングして、ごはんを食べさせて、ともに休む。人生とは同じことの繰り返しなわけですが、犬の一生はもっともっと平坦なものです。でも飼うと決めたその瞬間から短い一生を引き受けることになるのです。一日も犬との時間を無駄に過ごしてほしくない。人間ならば挽回はいくらでもきくけれど、犬に関してはそうはいかない。10年一緒にいて得た結論。まだまだ足りない。あと最低20年は一緒にいたい。人間って欲張りだから。そういう気持ちで挽回しようとするのかな、と思います。だから後悔ないように思い切り楽しむ。それが犬との暮らしだから。酸いも甘いも飼い主が全て受け止めて、覚悟を持って最後の時まで。犬との暮らしに幸せを感じ、楽しんでほしいです。

よくご来店くださるモネちゃん。パーティアニマル11kgを買いに来てくださり、ロングリードとショートリードを使い分けて朝晩各2時間散歩している9ヶ月。とにかくパワフル。これだけ有言実行なご家族も珍しく、いつも幸せと心強さをもらっています。犬としてよく走り、よく遊び、よく噛む。一緒に走り回っている飼い主さんを見かける度に、とてもいいね!いい顔しているね!とにっこりしてしてしまいます。いつまでも元気でたくさん散歩してもらってね。

なんやかんや一年に一度のはずだった血液検査の回数が増え、命と向き合う機会も出てきました。あれ?というちょっとしたことが大きな不安につながる年齢に。だからなに?っていつもと変わらぬ日を送れるようにならねば、と思います。年齢ごときで、私が揺らいでいてもどうしようもない。悩んでいても、どんなに泣いていても明日は間違いなく来るし、時は着実に進む。どう過ごすか。犬から学ぶことは、哲学的なことも多くて、私も随分と変わりました。強くなり、甘えなくなり、なによりきちんとした。どんだけダメな人間だったんだ?と言われそうですが、妥協せずしっかり生活するようになりました。今日できることを明日に持ち越さない。

病気を患っても、年齢的に手術に持ち堪えられる心臓の状態であるかをまず検査されるのが10歳という年齢です。いくつかの関門を乗り越えて、そこからが本番。大きな手術であった昨年の義眼挿入術。これで緑内障の闘病からも解放され、これからは無理なく自然な形でゆるりと過ごしていきたいなぁ。マイナス思考も打たれ弱い精神も捨てて、犬がそうであるように前だけ見て生きる。色々な情報が錯綜する中で、大切なことはなにか、嘘を語っていないか、虚構の世界に犬と己を置いていないか。決断力と見極める力を持って犬を守っていこうと思います。

雑草と呼ばれるところの新芽がニョキニョキ地面から伸びてきて、それを我が犬たちはむしゃむしゃ食べたがります。そんな時はドライトライプを与えています。驚くほどに欲しがるトイプードル。もういいっていうところまで食べさせると2〜3日は差し出しても食べない。で、また草を食べようとするので、与える。その繰り返しです。胃腸の状態が悪くなると安定させるために、トライプに含まれる栄養素を欲する。消化酵素、乳酸菌、ビタミン、ミネラル、オリゴ糖、そして身体を司るアミノ酸。柴犬の方は好んで食べないので、ドライストマックを細かく切って与えています。もしくはまるごとスティックを。トイプードルの方は、どんな時でもドライストマックは食べてくれます。一袋余裕なのでは?と思うほどの好物なのですが、いかんせん臭い!でも健康には代え難いと腹を決めて開封し深呼吸までして、与えています。鼻が曲がりそうなにおいなのに、尻尾を振りながら大喜びで食べてくれる姿もそれはもうたまらない。食べ終わった口嗅いだりしてね。あっちもこっちも病みつきです。