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dogdeco diary 愛犬と暮らす、すべての人へ

胸いっぱいのお別れと7月と。

2023/07/03

今年も7月に入り三日経とうというときに、仲の良い友人の愛犬が相次いで、真夜中と明け方に旅立ちました。いろんな局面で助けてもらっていた友人の愛犬たちなので、思いは大きく、日々思い出さぬことはないくらいひたすら祈っていました。もう長くないかもという状況から、奇跡的な回復をみせたりしながらそれでも日々弱りつつ、一日、一日をつないでいました。犬は生きようと頑張り、飼い主は苦しい思いをさせぬよう、どうにかならぬものかと願いを抱き踏ん張っていました。歳は私の犬たちとほぼ変わらず、でした。

どうか納得のいく最後でありたいし、あってほしい。さみしさと悲しさを抜いたところで、後悔がないようにしたい。けれど一瞬でもより長く一緒にいたいと思う。食事に気をつけ、運動量を維持し、不調につながるようなことは一切せずにきたものの、病気は全く別問題で不意に襲ってくる。どうか、どうか…と何を?でもなく、何が?でもなくただ願う毎日です。

シニアになるにつれてずっと元気でいてほしいという無謀な願いより、痛いのだけは勘弁して自然なかたちでそのときが来てほしいと心から。今は感謝とそれだけ。

そんな7月のはじまりですが、本当に暑いですね。あんなに綺麗に咲いていた紫陽花は茶色くなり、空の色は夏色に。相次いでその二つの知らせを受け取り、強くならなきゃな、と思いました。

今年は梅雨に入った途端に、雨の日が減ったように思います。ひたすらの真夏日が続き、我が家も本日より5時出発の散歩に切り替えました。先月より1時間早く出発。まだ真夏ではない暑さ。2匹ともしっかり自分の脚で歩いてくれています。ありがたいなと思い、進みます。季節の移ろいは愛犬の年齢を痛感するバロメーターにここ数年なっています。時よ、止まれじゃないけれど。そんなことを思うよりも愛犬との時間を日々を楽しむに限る。前を向くには何をすべきか。ですね。

実は友人の2匹だけではなく、若くして旅立たれた愛犬もいて、その方に声をかけることはできていないけれど、胸がいっぱいの7月のはじまりとなりました。若い犬は当たり前だけれど、元気に走り回ってほしいし、年老いてからは穏やかにより幸せにあってほしいと思います。

応急処置はもういらないので、日々を大切に。犬らしく。人間のエゴは捨てて、飼い主としての判断ができるようになってほしいと思います。

本当にSUPERでしかない犬たちよ。好きで好きでたまらないです。

そんな愛する犬たちの食事のこと。運動のこと。しつけのこと。一筋縄ではいかないので、私たちにできることがあれば、いつでもご来店、お問い合わせください。涙やけからはじまり治る病気からアレルギーまで。まっすぐ歩いてくれない、拾い食い、散歩が嫌い、雨の日の散歩について。フードやサプリメント。はたまたウェアは必要なのか。犬を飼う上で、あれ?と思ったらお気軽にお問い合わせください。

私は雨の日も真夏でもしっかり散歩をして、しつけもきちんとして、原材料を理解したフードを食べさせています。その毎日のことをお話しできたらと思います。嘘は犬に通用しません。どんなにかわいくても祈ってもお別れは必ずきます。悔いなきように、心から犬との暮らしを楽しみましょう。

またね。たろ吉にテトラ。ジュレ。なによりもありがとうかな。